高齢になるにつれて、皮膚の感覚機能も低下していきます。そしてだんだんと暑さや寒さを感じにくくなっていきます。
暑くても汗をかきにくくなり、若いときのように汗で熱を放出して体温を調節することができなくなっていきます。
寒い場合には、体内で熱を生むのに必要な筋肉量が落ちているので、体を温める調整もできなくなっていきます。
そのため、室内にいるときには室温をしっかり管理することで、気温の変化による体調の異変を防ぐことができるようにするのが望ましいです。
高齢者の室内の適温
- 夏場 23~27度くらい
- 冬場 18~22度くらい
を目安に、室温を調整するようにします。
エアコンの風は体に直接当たらないように注意します。
部屋ごとの温度差に注意
また家の中で部屋ごとの温度差が大きいと、体への負担も大きくなり血圧や脈拍が旧に変動してしまいます。
リビング以外の部屋を使うときには、あらかじめ温度差が小さくなるように調整してから入るようにします
- 寝室
- トイレ
- 浴室