認知症の特徴(3) 自分を守る傾向が強くなる

室内を汚してしまった、物をしまい忘れたといったことが起きたときに、能力喪失を認めたくない、自分を守りたいという傾向が強くなり、自分が不利になるようなことは認めようとしなくなります。

周りからは都合よくもの忘れをした振りをしたり意地を張ったりしているように見えます。そのため「やった」「やっていない」の押し問答で言い争いになってしまいがちです。

本人には嘘をついているという意識はなく、自分を守るということのみが表に出てしまっている状態となります。ですので家族は責めるのではなく、そういうものなんだとその場を収めるようにしたほうがよいかと思います。

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