高齢になると、睡眠のリズムも変わります。睡眠時間が短くなって朝早く目覚めるようになっていきます。
同時に、眠りを妨げる原因も徐々に増えていってしまうこともあり、睡眠障害と呼ばれる状態になる可能性も大きくなります。熟睡を妨げる要因が出たら、すぐに対処するようにしたほうがよいです。
睡眠パターンを整える
- 毎朝きまった時間に起きるようにする
- 起きたらカーテンを開けて、日が入るようにする
- 午前中少し外に出て日光を浴びるようにする
- 昼寝は午後3時くらいまで20分程度にして寝すぎないようにする
- 午後は利尿作用のあるカフェインやアルコールは取らないようにする
※コーヒーや緑茶を避け、麦茶やハーブティーなどを飲む - 入浴は就寝時間の1時間前までに済ませる
- 夜は照明を暗めの電球色にする
- 寝るときはカーテンを閉め電気を消して部屋を暗くする
持病などの治療をする
- 頻尿で夜中に目覚めてしまう場合
→前立腺肥大や過活動膀胱の可能性があるので泌尿器科へ - 眠りが浅くいびきもひどい場合
→睡眠時無呼吸症候群の可能性があるので呼吸器内科へ - 不眠状態が2~3週間経っても治らない場合
→睡眠障害の可能性があるので心療内科へ