高齢者になると、のどが渇いたという感覚自体が薄くなっていき、水分が足りていないことを自覚できなくなる場合があるといいます。
水分を体に蓄えるための筋肉量も減っていて、脱水症状になりやすくなっていることも理由の一つになっています。
脱水症状になると、意識の混濁や失神、脳梗塞といった重篤な症状に繋がる場合もあるので、毎日食事以外で1リットル以上の水分を摂れるように注意します。
脱水症状の前兆
- 手の症状
- 手の甲の皮膚をつまみ上げて話しても戻らない
- 爪を押したあとピンク色に戻るまで3秒以上かかる
- 指先が冷たい
- 口の症状
- つばがネバネバして白い泡のようになっている
- 舌の赤い色が濃い
- 全身の症状
- 頭痛や筋肉痛がある
おすすめの飲み物
利尿作用のあるカフェインが入った緑茶やコーヒーを飲むと、トイレの回数も増えてしまいます。
ミネラルウォーターや、カフェインなしの麦茶、玄米茶、ほうじ茶などを常備しておくのがよいかと思います。
ミネラルウォーターを買ったりウォーターサーバーを設置したりするのはコストもかかるので、水道水の蛇口に浄水器をつけたり、ボット型の浄水器を通して美味しい飲水にするのがおすすめです。