認知症の特徴(5) 強い対応には強い反応が返ってくる

認知症の人に対する接し方が強ければ強いほど、その反応も強い反発として返ってきます。

認知症の人と介護者は合わせ鏡と言われたりもします。介護者がイライラしていたら、同じように認知症の人もイライラ反応を示すといった具合です。

食事やリハビリ、入浴など、何かをしてもらおうとしたときに強い抵抗があった場合には、一度立ち止まってこちらの心理状態がどうだったか、もっと緩やかに接することができないか、振り返ってみるようにします。

~すべき、といったべき論をもとに接しようとはしないで、押してダメなら引く、引いてもダメならそのままにする、といった緩やかな対応を心がけるだけでも変わってくるかと思います。

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